
「SOLITARY PLACES」はステファノのデビューアルバムで、現在Apple MusicやSpotifyなど全てのデジタルプラットフォームでリリースされている。このアルバムはhClubクリエイティブプログラムの支援を受けて、ロンドンのメトロポリススタジオで録音された。
クラシックの伝統、映画、そしてエレクトロニック音楽の境界線を曖昧にして、“現代のクラシック音楽”を新しい聴衆に届ける作品だ。
「私は希望の提示として『SOLITARY PLACES』を作曲しました。美しく、気分を高揚させ、それでいてまた親しみが持てるものを作りたかったのです。遠い場所から、今この現実に対して希望に満ちた新しい視点を作るという感覚からこの作品を作りました。」 ステファノ・ファシェ
「歌詞なしでは物語を伝えることはできないかもしれませんが、気持ちや感情を伝えることは可能です。これは、ステファノ・ファシェが『Human』において容易にやってみせたことです。」 デイブ・ビーチ, When The Horn Blows
「その自然の魅力と美しさで魅了する『Things I Didn't Say』は、様々なイマジネーションを取り入れ、それらが鮮明で優雅な新古典主義の試みに組み合わされています。」
Music Dances When You Sleep

プロフィール
ステファノ・ファシェはロンドンを拠点とするイタリア出身の作曲家。
2025年にアルジャジーラで放送された日本のドキュメンタリー『日本―少女と戦争』や、2024年にNHKで放送された長編ドキュメンタリー『漁師と妻とピアノ』など、国際的な映像作品の音楽を手がけている。
英国のNational Film & Television Schoolで映画・テレビ音楽作曲の修士号を取得し、現在は同校で若手作曲家の指導にも携わっている。バークリー音楽大学では映画・テレビのオーケストレーションを学び、セレブリティオンライン奨学金を受賞。熟練したフルート奏者であり、フルートと弦楽器のための作曲に特に親しみを持ち、印象的なメロディと繊細な感情表現を融合させた音楽を特徴としている。
過去の作品には、カトレアとプレミオ・ソリナスが制作しRaiPlayで配信されたアーバン・ファンタジードラマ『カバラ』(2022)、ヒストリーチャンネルのドキュメンタリーシリーズ『Al Murrayのなぜ誰もがイギリス人を嫌うのですか?』(2018)がある。また、学生アカデミー賞にノミネートされた映画『Dead Birds』では全編の音楽を担当し、作品の緊張感と感情の深みを音楽で支えた。
短編映画の分野でも幅広く活動し、多くの作品が国際映画祭で上映されている。その中でも『親愛なるバートン氏』(2020)はInternational Sound & Film Music Festivalで最優秀作曲賞を受賞し、White Deer International Film Festivalではベストサウンドトラック賞にも選ばれた。
日本語を学び、日本の物語や文化への深い理解と敬意を持ちながら、日本国内外の作品に音楽で命を吹き込んでいる。ジャンルや国境を越えて監督やプロデューサーと緊密に協力し、物語の世界観を引き立て、観る人の心に長く残る音楽を作り続けている。





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